No.16 (2006.4.17)

「我が家のニュピ対策?!」














【お知らせ】

ジャイアンことRindu Houseのオーナー、ユダさんが
ガイド仲間とバリ島を知り尽くしたスペシャルガイドの
ホームページを作りました。。。。。(まだまだ未完成ですが・・・)
皆さん、お時間がありましたらまた覗いて見て下さい。^0^
http://www.daisukibali.com 
また、Rindu HouseのHPのトップページのTOURからも
リンクしております。
http://www.rindu-house.com


Rindu House 体験LIFE・・・チャナン作り更新しました。
http://www.rindu-house.com/life-taiken.htm
Rindu House 体験Esthetic・・・クリームバス編更新しました。
http://www.rindu-house.com/esthetic-taiken.htm
お時間がありましたら、また見て下さい。

このバリ島で1年間に行われる祭礼や儀礼は、バリ人でも分からないほど
たくさんあります。
その中でも、外国人観光客の生活にも大きな影響を与えるのがNyepiニュピ。
サカ暦によるバリの新年に当たります。
そのバリで言うお正月が、今年は3月30日に行われました。
大晦日の夜には、オゴオゴと言う鬼をかたどった山車が町中を練り歩き
浄めの供物や生贄が捧げられる大きな儀礼が行われます。
写真は、そのオゴオゴがウブドのサッカー場で大集合したところ。。。

この日は、ウブドの各バンジャール事に創られたオゴオゴを
一旦グランドに集合させて、それから王宮前の道などを練り歩きました。
去年の爆弾テロ以来、ウブドの街中をジャラン・ジャランする観光客も
めっきり減っていたので、この日グラウンドに集まった人々を見ると
いったいどこから湧いて来たのかと思うほどです。

ニュピの当日は、たくさんの悪霊がバリに出て来るので、
人々は瞑想をして彼らが去るのを待つそうです。
外出は、勿論の事遊びや火を起こすなどのいかなる活動も禁じられ
島中がまったくの静寂に包まれます。
観光客もホテルから出ることが出来ません。
各バンジャールでは、電気を付けている家がないかどうかチャックする
見回りがあるそうです。
その見回りの人は、出てもいいのか?などと思ってしまいますが、
中には、もし見つかれば10万ルピアの罰金のところもあるそうです。

そんな訳で、我が家もこのニュピ対策の為にロウソクやマッチ。
いざと言う時の為の懐中電灯などなど・・・
そして、次に食料品の買出し。でも、スーパーに行けば既に品切れ状態!
仕方なくカップラーメンなどを購入し、ニュピの為に備えたのです。
一番心配されるのは、何もする事がない!!と言う事。
テレビも見れない。本も読めない。
ああ〜〜何をしたらいいの?やっぱり瞑想しかないか〜
と、覚悟を決めてニュピを迎えたのです。

ところが、あれやこれやと考えていたにもかかわらず、
何とまあ〜この家の人は・・・・
Ibu とBapakは、昼過ぎから堂々とトランプをしに出掛けるは、
ジャイアンに至っては、もう〜朝6時前から別の家に行きまたまたトランプ!
いったいこの家は、どうなっているのやら・・・・????

それでも外国人の私は、大人しく家で瞑想を続けておりました。

夕方になり、誘われて少し外の様子を見に出かけました。
そこで見たのは、居るわ〜居るわ〜
あのマスの大通りが、何と歩行者天国状態!
し、しかもニュ、ニュ、ニュピの日に・・・・・ビックリです!
聞けば、夕方4時から6時頃までは、外出が許されるそうな・・・
今まで外に出ていないストレスを解す為なのでしょうか?

夜は夜で、子供が明かりを消すと怖がるからと言って
電気は付けてるわあ〜テレビも夜遅くまで付けてるわ〜
Ibuは、見えないと言って電気を付けて歩き、
その後ろから電気を消して歩く外国人の私・・・うんん〜〜複雑です。

だから、ニュピであっても何ら普段と変わらない生活を送ったのでした。*0*

2・3日後、雨季の終わりに見られる雷を伴う大雨がウブドを襲いました。
その為かマス村も長い時間、停電になったのです。
夜遅くまで電気が使えない状態だったので、ニュピの為に用意していた
ロウソクを使い、ニュピの為に買いだめして置いたカップヌードルも食べ、
その日、ようやく我が家にもニュピが訪れたのでした。。。。







Copyright © 2005 by Rindu Honse.All Rights reserved.